「底辺ネトウヨと同じ解説委員」と匿名の誹謗中傷

 ネットでの匿名の誹謗中傷がなぜつらいのか。これをやられたことのない人はわからないと思う。僕のように大して有名でなく、従ってフォロワーも少ない人間のところにも、ちょっと変わった発言や文章に対する匿名の誹謗中傷はたくさん来る。
 最近では新潟の会社員(もちろん匿名)から「どう転んでも底辺ネトウヨと同じ発信しかできないおじさんがいまだに解説委員をやっているフジテレビがかわいそう」という投稿があった。「なんだ大したことないじゃないか」と思われるかもしれないが、僕のようなオジサンだってこういう発言にへこむのだ。
暗闇で殴られるような恐怖
 実は面と向かって、あるいは正体がわかっている人から悪口を言われても、「なんだこの野郎、もう一度言ってみろ」とけんかすればいいので、ストレスはたまらない。反論できれば別に何を言われても構わない。
これが匿名だと怒りの持って行きようがない。暗闇で誰かわからない相手からひたすらぶん殴られているような恐怖を感じるのだ。
 今回プロレスラーの木村花さんが亡くなったことについて、高市総務相は悪質な投稿の発信者を特定しやすくする制度を検討することを明らかにした。

以下ソース
FNN PRIME
https://www.fnn.jp/articles/-/46385

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ネットの誹謗中傷対策を検討するプロジェクトチームの座長を務める三原じゅん子局長
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