新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を全面的に解除した日本は、第2波を見据え、安倍晋三首相が提唱する「新たな日常」を模索する段階を迎えた。欧米と比べて感染者や死亡者数を大きく抑えられているが、クラスター(感染者集団)が唐突に発生し、再び感染が急速に拡大する可能性は残る。

 政府の専門家会議は、25日までの緊急事態宣言により、市民や事業者など「オールジャパンの協力」でオーバーシュート(爆発的患者急増)を回避できたとし、国民の高い健康意識や積極的なクラスター対策がウイルスの封じ込めに寄与したと評価する。

 尾身茂副座長らはブルームバーグの書面インタビューに対し、第2波の到来が懸念される中、手洗いやマスク着用といった国民一人一人による感染予防策やクラスター対策を続けるとともに、多数の検体を迅速に検査できる体制の整備も必要だと指摘する。

以下略、ソース元にてご覧ください。

bloomberg 2020年5月28日 7:00 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-27/QAZ691T1UM0W01