パリでは2日、米国で起きた白人警官による黒人男性の拘束死事件に対する抗議運動に合わせたデモが催され、
地元テレビ局BFMによると、警察の発表で2万人以上が集まった。デモの終了後、参加者の一部が投石や放火をするなど暴徒化した。

デモを呼びかけたのは、2016年にパリで警察に逮捕された後に死亡した黒人男性の遺族らで作るグループ。

参加者はパリ北西部の裁判所前に集まり、全米で広がる抗議運動へ連帯を示しながら、警察の暴力と人種差別に反対の声を上げた。

フランスでは2日、新型コロナウイルス対策のため営業停止していた飲食店などが再開したばかり。
カスタネール内相はツイッターで「集会は感染予防のため禁止されており、正当化できない」と表明した。
https://mainichi.jp/articles/20200603/k00/00m/030/065000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/06/03/20200603k0000m030067000p/8.jpg