山間部を通る町第五区の国道付近で長年捨て犬が繁殖しており、町が保護活動に乗り出した。
道路上をうろつく犬は交通事故の原因にもなるなどとして、町内外から苦情が寄せられていた。
5月中旬には、犬や猫の保護活動を行う団体と協力し、15匹を捕獲した。

町中心部から旭川方面へ約30キロにある国道273号。
5月28日午後に訪れると、犬7匹以上が闊歩(かっぽ)し、大胆に寝転がっていた。
走ってくる車に近づき犬が餌を求めると、速度を緩めて食べ物を与える運転手もいた。

町住民生活課によると、同地区では30匹超の犬が繁殖しており、その状態が10年以上続いていたという。
同課は「犬がたくさんいるので『捨て場』と認識され、さらに犬が遺棄されるという負の連鎖が起きている」と分析する。

写真:町内山間部を通る国道273号上をうろつく犬
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以下ソース:北海道新聞 06/06 05:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/427922