誰も住んでいない空き家に火をつけたとして、67歳の男が逮捕されました。

非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、北海道釧路市の無職の67歳の男です。
男は5月21日午前4時11分ごろから午前5時1分ごろまでの間、
釧路市の住宅街にある木造平屋建ての空き家に火をつけた疑いがもたれています。
 
空き家の内部には大量のごみが堆積していて一時、火柱が約6メートルの高さに上るほど炎上。
火を消し止めるまで約1時間かかりました。
 
付近の住民によりますと、
建物には約5年前まで70代とみられる男性が住んでいましたが、体調を崩して以降、空き家となっていたといいます。
その後は人の出入りはなく、ネコが出入りする“ネコ屋敷”化していて、建物周辺では多くのネコが目撃されていました。

警察は建物に火の気がないことから放火の疑いがあるとみて調べていましたが、
捜査の過程で男が浮上し、逮捕に至ったということです。

消防によりますと、現場周辺の空き地などでは2019年4月にも数件の不審火が相次いでいました。
警察は男の認否は明らかにしておらず、責任能力の有無も含めて慎重に捜査しています。

以下ソース:北海道文化放送 2020年6月7日18:00
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=12891