高校生が絶滅寸前ドジョウ累代繁殖 「人工飼育下で繁殖サイクル」 高校では初の成功 京都 

 京都府宮津市上司の海洋高マリンバイオ部が、府の絶滅寸前種「ナガレホトケドジョウ」の飼育下で生まれた稚魚を成長・産卵させ、その卵から稚魚を育てる「累代繁殖」に成功した。同高によると、成功例は全国的に少なく、高校では初。絶滅回避につながり、「北部の豊かな自然の保護に関心が高まれば」としている。

 ナガレホトケドジョウは、府内では北部山間部の水の流れの細い場所に生息する。同部は2017年、福知山市内で5匹を採取。校内で飼育し翌年春、産卵とふ化に成功した。約2年間で15匹を繁殖できる大きさまで育てた。今春産卵し、稚魚30匹が大きくなった。

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この春生まれたナガレホトケドジョウの稚魚(宮津市上司・海洋高)
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2020年6月7日 19:38 京都新聞