■大阪の取り締まり件数が異様
異様なのは大阪だ。大阪は1万3957件。全国合計のなんと約33%、3分の1を占めている。整備数と比較するとこうだ。

警視庁 51台   3432件
北海道 47台   5157件
大阪  45台   1万3957件
※左から設置数、取り締まり件数

大阪のオービスの取り締まり件数は尋常じゃない。いちばん考えられるのは、設定速度(それ以上の超過だと取り締まるという速度)を大阪はかなり低くしているのではないか、ということだ。「これぐらいのスピードならオービスは光らない」と思っていた大阪以外のドライバーが、大阪でさくっと捕まる、そんなことがけっこうあったりして。大阪のオービスには特にご注意を。

逆に、新潟(整備数は3台)、鳥取(同2台)、高知(同1台)、鹿児島(同2台)は取り締まりがゼロ。“開店休業”だ。

不可解なのが新潟だ。2018年は同じく3台で152件を取り締まっている。2019年、パタッとゼロになったのである。考えられる理由について言及すると長くなる。今はヤメとこう。

そんなことより、一覧表のタイトルの頭に今回初めて「固定式」の3文字が登場した。てぇことは、可搬式の一覧表もあるのか? おっしゃるとおり、あるのだ。今年初めてそれが開示された! 私はもう、うれしくて興奮しておしっこちびりそうになったね(笑)。可搬式オービスの、都道府県別の整備数と取り締まり件数、近いうちにご報告したい。

2020年6月22日
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