新型コロナウイルスの感染拡大防止のため多くの人がマスクを着用する中、マスクに付けると爽やかに過ごせると話題のハッカ油が、インターネットのフリーマーケットサイトやオークションで高値で転売されている。北見のハッカ油メーカーの商品は、定価の2倍で取引される例も。転売目的の買い占めが起きている恐れがあるが、専門家は「法的に問題はなく、防ぐことは難しい」と話す。

 「希少品によりプレミア価格」「北見さんの公式通販で購入しました」「薬局で購入したばかりですが、不用となりました」。フリーマーケットアプリ大手のサイトではこうした文言が添えられた未使用のハッカ油が出品されている。

 サイトで「ハッカ油」と検索すると、26日現在で130点以上の出品記録が確認でき、価格は定価の1・5〜2倍程度。販売者は東京、千葉、大阪、北海道と全国各地に及ぶ。大手オークションサイトでも同日現在、「ハッカ油」で検索すると、300点以上が出品されている。

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北海道新聞 06/27 05:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/434816/