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博報堂生活総合研究所は消費の先行きに関する調査を毎月実施しており、7月の消費予報を6月26日に発表した。
調査対象は20歳から69歳の男女1,500名、調査日は6月4日から8日。

 消費意欲が最高に高まった状態を100点として7月の消費意欲を点数化してもらったころ、平均点は前年同月を3.2ポイント上回る51.8点だった。
6月は47.9点。ボーナスシーズンの7月は消費意欲指数が上昇する傾向にあるが、50点を超えるのは5年ぶりで、7月としては2014年以降で最高値となった。

消費意欲指数の理由(自由回答)を見ると、コロナ禍に関連する消費にネガティブな回答は、前月から大きく減少する一方、ポジティブな回答は増加しており、両回答の差は縮んでいる。

 ネガティブな理由では、「コロナで外出·買物がしたくてもできない」(6月132件 →7月109件)、「コロナが怖いので出かけたくない/意欲がわかない」(6月103件→7月67件)などが挙がっている。
一方、ポジティブな理由では、「自粛の反動で外出·買物がしたい/我慢していた消費をしたい」(6月107件→7月129件)が増加。
また、「給付金が入る」(6月25件→7月38件)や、前年ほどの件数ではないものの「ボーナスが入った・入る」(6月11件→7月40件)が増えるなど、金銭的余裕·改善も消費意欲の上昇に影響を与えそうだ。

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