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「命の選別」発言を謝罪した山本太郎氏に「党代表辞任せよ」の声

れいわ新選組の山本太郎代表(45)が、他の野党から代表失格≠フ烙印を押される大ピンチに立たされた。


山本氏は10日に開いた路上会見で、昨年の参院選比例代表に同党から立候補した大西恒樹氏(56)が「命の選別」を容認した発言で謝罪した。

 13、14日に大西氏ら関係者をヒアリングしたうえで、16日に開かれる予定の同党総会で、大西氏の除籍を提案し、今後の対応を協議する意向を示している。

 野党関係者は「山本氏の対応が遅すぎて話になりません。当初、大西氏の除籍には否定的だったが、支持者から甘すぎると反発されたことで対応が変わった。総会で山本氏は党代表としての責任を自ら示すべきです」と話した。

 山本氏は都知事選で、立憲民主党に離党届を提出した元格闘家の須藤元気参議院議員(42)や一部の立民都連の都議とその関係者からの応援を受けて、3位に食い込んだ。

 ところが、山本氏を支持した立民の議員も今回の騒動への対応にはあきれ顔だ。

「山本氏は総会で大西氏だけを処分し、自ら代表を辞任しないで、反省の弁を述べるにとどめたなら、支持者を裏切る結果につながるでしょう」(立民の参院議員)

 要は代表辞任せよとの通告だ。支持者からも厳しい処分を望む声が出ている。山本氏はこの窮地にどう対応するのか。

2020年07月13日 20時58分