【話題】カミュの名著「ペスト」が世界中でベストセラー…日本では今年2月からの販売数だけで、ここ70年の販売数を超えてしまった★2 [記憶たどり。★]
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染症と闘った人々の生きざまを描いたアルベール・カミュの名著『ペスト』が
世界中でベストセラーとなっています。日本では、今年2月からの販売数だけで、ここ70年の販売数を超えてしまったといいます。
国内の新規感染者数が再び増加している今だからこそ、私たちが『ペスト』から学ぶべきことは何なのか。
『マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」』の著者である、哲学者の大竹稽氏が解説します。
私たちの日常に侵入してきた新型コロナウイルス。この強力なウイルスによって、私たちの生活は一変しました。
今や、ウィズコロナの生活が課されています。
そんなコロナ禍の最中に、『ペスト』が世界中で希求された理由。それは、われわれのあり方の1つを指し示していることにあるでしょう。
『ペスト』は、次のような一文で締めくくられます。
「ペスト菌は決して消滅することはない。何十年も待ち続け、再び人間に不幸と教訓をもたらすためにネズミたちを呼び起こし、幸福な街を襲うだろう」
「ウィズペスト」の世界を示唆していたのです。しかし、今やペストによる死亡率は、医学の進歩によって大きく減少。
人類は「ウィズペスト」を忘れていきました。
新型コロナの感染拡大によって、初めてペストについて知った人も多いでしょう。
ペストの不幸は、人類とはもはや無縁のものになってしまったようです。
では、「ウィズコロナ」はどうでしょう? またもや人類は忘れてしまうのでしょうか。
カミュは、『ペスト』の主人公リウーを借りて、こんなメッセージを残しています。
「医師リウーはこの物語を書く決心をした。語らぬ人の仲間にならないために」
「語らぬ人」とは、ペストの災厄を忘れてしまう人たちのことです。どれほど大きな出来事であっても、人間の記憶は薄れていくもの。
これをカミュは「人間の罪であり人間の強みでもある」と表現しています。
人間には、このような両面があるのです。人間とはまったき強者でもなく、まったき罪人でもない。
記憶もつねに不完全。だからこそ、忘却にあらがうという自由な選択が生まれます。
https://toyokeizai.net/articles/-/362259
前スレ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1594596142/
1が建った時刻:2020/07/13(月) 08:22:22.29 カミュって異邦人読んだけど全然分からんかった
何がオモロイの? カミュの邦訳って文学少年っぽいセンチな感じがする
原文もあんな感じなんだろうか
サンテグジュペリなら納得なんだが 学生時代から20年以上愛読しているが、タルーの最期の言葉
「いまこそすべては良いのだ」の意味が未だに捉えきれない ヨーロッパの戦争のときの話を、
ウィルスを比喩的に用いたんじゃねえの? >>4
カミュは姓だし
あと3が言ってる西郷どんでパークス公使役だったセイン・カミュがこの人の兄の孫だった筈 >>3
アルベール・カミュはセイン・カミュの大叔父 最後のペスト菌が日本で保管されてたけど、2年前?に完全廃棄されたんだよね
未知のウイルスへの研究用に残せば良かったのに… 菌とウイルスは違う
たぶん、遺伝子の残骸みたいなものがウイルス 中国・内モンゴルで腺ペスト感染者 当局が予防策を強化 2020年7月6日
https://www.bbc.com/japanese/53304300 セインさんって身内に世界的作家がいたり父親は考古学者だし割と学問家系なのに
何で日本でタレントになったんだろう 100分で名著で見たときはまさか自分が似た境遇に陥るとは夢にも思わなかった >>29
中二病語録の因数分解って何の役に立つんだよと似たものを感じるな >>14
ドストエフスキー「悪霊」のキリーロフのセリフが元ネタなのかな
オマージュかパロディか知らんけど 話題になってたから読んでみたけど
ネズミが死んでるくだりで止まった >>16
どっちかと言うと、ニーチェの「神は死んだ」をもじったんだろ カミュとかナポレオンとか、フランス人は子供に酒の名前付けるのが好きだねえ まぁペストは普通は高校生の時には一度読む本ではあるよな >>52
いまどきの高校生が一度は読む本って何だろうな
俺が高校の頃は、ヘッセ「荒野の狼」、サン=テグジュペリ「人間の土地」
クラーク「都市と星」、竹本健治「匣の中の失楽」、このあたりが人気だった >>53
俺の高校では麻雀放浪記が流行った。みんな元禄積みとかツバメ返しの練習してた 安倍ちゃんは少なくともこの本位は読んでるんだろうな とある日本の訳書で、原文の英語に Albert Camus とあったのが「アルバート・カムス」と訳され、校閲も見逃して出版されてしまったのは、今でも業界の語り草。 >>61
数は少ないけど一定数のコアなファンがいる >>16
最初に門番が死んだくだり
望みはないのかと尋ねる門番の妻に、リウーが簡潔に答える。
Il est mort.
宮崎訳は「死んでしまった」 >>15
それもあるから、1947年の出版直後に世界的なベストセラーになり
ノーベル文学賞受賞にも繋がったわけよ カミュは ユダヤ教やキリスト教に 毒される前の
地中海文化に憧れていたんだよ
クレタ ミケーネ アテネ ・・・
陰湿でカビ臭い一神教の世界ではなくて
太陽が降り注ぐ地中海の文明 40年以上前から「訳が古くて読みにくい」と言われてたのに
今だ宮崎訳しかないんだな
そろそろ新訳出せよ >>69
『裏と表』とか『結婚』とか
初期のエッセが瑞々しくて好き。 実音主義とマルクス主義って、セットになってるようなもんだろう
そして両方ともに廃れた
「ペスト」という作品は、実存主義のみをテーマにしてるわけではないので
今でも読まれているのだろうけど
「異邦人」の場合は、どうなんだろうね?
わざとドラマ的にはならないように書かれているのだろうけど
今読むと、尚更面白くないというか、何故これが読まれるのか分からないものになっているのだろうか >>72で 実音 → 実存 だ コンタクト洗ってくるよ、視界がかすんでる >>72
サルトルは共産主義に肯定的だったけど、カミュはイデオロギー的なものとは
離れた位置にいた。サルトルともかなり意見の違いがあった。
当時はフランスでも左翼思想が盛んだったのでサルトルが持ち上げられていたけど
現在は、おそらくカミュのほうが評価が高いんじゃないだろうか。
ちなみに構造主義で有名なレヴィ・ストロースもサルトルとは論争をした。
日本人にとっては(極左を別にして)カミュやストロースのほうが親しみやすい。 これ前スレは、それなりに盛り上がってたのに
すぐに次スレにつながないから、こんな盛り下がりになっている
訳が分からない、出版社が協賛金でもケチったのか >>1
22歳の若さでデビューして、34歳で代表作の『ペスト』を発表して、44歳でノーベル文学賞を受賞して、46歳で友人が運転する自動車の助手席に乗っていて街路樹に衝突して即死。
自分が書いた小説以上にドラマティックな人生だったんだな。 >>74
1980年にサルトルが亡くなるまでは、フランス本国では明らかにカミュよりもサルトルのほうが評価が高かったようだけど、ソビエト連邦が崩壊して30年経った今では、共産主義とズブズブだったサルトルの評価は大きく下がり、今回のコロナ禍による『ペスト』の世界的リバイバルで、カミュが完全に逆転したのかもしれないね >>74 サルトルとストロースか
実存主義は原則的に「無神論」だが、
構造主義だと、「神の存在」を構造的に「析出」してしまうんでないの?
別にそれはいけないことではないし、また「神の実在」を語っているわけではないので
インチキを言っているわけでもないという事にはなりそうだが
構造主義による解析の場合は、「神の存在」というよりも「神の存在の発生」ではあるか
実存主義の「無神論」前提の方が、やはり無理があり過ぎたかな >>79
実存主義が共産主義と親和性が高かったのは、やっぱり両方とも無神論だったからだろうか?
でもカトリックのグレアム・グリーンも共産主義者だったんだよね。
この辺は異教徒の日本人には理解するのが難しいと思う。 カミュの『ペスト』20年ぶりに読み直したわ。分厚いしシーシュポス、異邦人とかと違ってなかなか食指が動かなかったが。新潮文庫で。
ぜんぜん覚えてなくてワロタ( ^∀^) 「ペスト」読んだ人は「コンテイジョン」も観てるんだろうね? 古典文学は文章がしつこくてねぇ
日本語訳もおかしいような気がする あの医者がいいよな、小説原稿の冒頭をエンエン書き直してる人
文学ってそれくらい厳しい恐ろしい徒労かもしれないモノなんだ
というのがカミュの世界観だったのかなと
何せ昨日の(昨日の回に限った話でもないが)某賞があまりにアレだったんでふと思いました >>80 それは単にキリスト教の真髄にイエスの姿を重ねて
富と権威への否定を読み込んで、それの実現が共産主義だと「誤読」したからではないのかな
テクスト論を持ち出さなくとも、どう読もうと勝手ではあるので、
その誤読とはそれぞれの「正読」でもあるのだろうけど
バチカンの教会権威としては、ナチスというファシズムにも親和性があったようで
戦時と戦後にナチス側に協力もしたという歴史的事実もある
ファシズムの体現とは、教会権威が最高潮に達したバチカン絶対支配時代を髣髴とさせる
極めて秩序立ったものであったからなのかもしれない
秩序優先し過ぎて他は切り捨てし過ぎたんだけどね
ところで無神論の体現したマルクス主義の共産主義国家においても
革命後に社会が治まっても、大量粛正を含むファシズム同様の管理を実行してしまっている
更には旧ソ連は崩壊となるのだが、そこではロシア正教会が黙認されていたという事実が後に判明する
では、誰が真のファシストであり、支援者であったのか?
このように歴史上に錯綜してしまう事態を辿ると、誰が正しかったかなどは言い難くなるのである 日本語訳が酷すぎて読めたもんじゃなかった
海外で読まれるのは訳がよかったんだろ
とにかく酷い ネオ・ジオン軍のクワトロ大尉って
シャア・アズナブルの魂だったよね? カミーユとかカミユとかカミュとかいうキャラ名って定期的に出るよな
イケメンで強キャラなのは確定 カミュのペストって第二次世界大戦時のパルチザンがモチーフだよね
感染症がテーマだと思って読むとなんか違う >>1
タレントのセイン・カミュっているだろ
あれアルベール・カミュの親戚(兄の孫) サルトルはキリスト教的で西洋中心主義的で独善的な感じがする。
カミュやレヴィ・ストロースには西洋中心主義から離れた寛容さを感じる。 この前出たアンドロメダ病原体の続編を読んでみたけど
前作よりはるかに劣る期待外れのポンコツでがっかりした >>90
ああ、翻訳のだらだらした感じは苦痛だな。
でもあれはたぶん現本からあんな感じなんだろうと思う
異邦人はざっくりしてるから良い。窪田啓作氏の翻訳だが、あれはやっぱり原本がそうなのだろう。
初期と後期と文体が変わる作家はいるからね。大江健三郎とか 今次コロナ禍で一時期話題になったボッカチオの『デカメロン』は
どうなったデカメロンw デカいメロンだぞwww
あとカミユ? 太陽が黄色くてママンが亡くなる話だっけ?www
ま、ヨタはいいとして『ペスト』が売れているってねえ。
まあ話題の世界的名著だから読んで損するってことはないだろうが
どうなんだろうねえ、積読候補生になるような気がヒシヒシとするんだが
…不条理ものにしてはちょっと長いでしょ。
あとスレでは和訳の問題について語られているけど
新約とかでないのかね。やっぱりね、古典…まあ言うほど古くないけどw
昔の原著の翻訳ってやっぱり読みづらいものは多いよ。
そこ行くと新訳はね、たいていの場合は読みやすいですな。
まあ当の『ペスト』がどうなのかは知らんけどさ。
これがモームの作品なら訳は新しい方が大抵いいねwww ロビンソン・クルーソーで有名なデフォーにも同名の作品があるね 昔から不思議なんだけど、どうしてカミーユじゃないの? >>53
こころ
Kと先生と私のホモ妄想するのは鉄板 >>90
>>103
カミュの文は短いんだよ。だから原文で読みやすい。別にだらだらはしてない。
多分訳者がへたくそ。 白人は寒冷な地域に住んでたせいか東アジア人よりウイルスに対する免疫が弱いらしい ある朝目覚めると巨大な虫になってるんだろ。
でもチンコだけは小さいって不条理に大きな虫のカフカは悩むみたいな ホットゾーンは読んだよ、なかなか面白かった
エボラ出血熱のこと書いたノンフィクション カミュ(無神論者)みたいなのを追いかけても、
自然に触れて幸福な気持ちになるような心は
湧いてこないよな。太宰治が似たようなこと書いてた。
聖書を読んだほうがいいよ。 ソ連?あれ違うだろwと至極まっとうなことをいってtったら干された人w アルベール・カミュ 異邦人
セイン・カミュ 昔むじんくんCMで異星人 この辺りはまず聖書、特に旧約聖書
をかじてないとさっぱりわからんと思う ペストが流行ってる時期に起こった事が書いてあると思ったら
想像と全く違うものだったでござる 大昔に読んだけど我ながら呆れるほど内容覚えてないや
五叉路?の真ん中に落ちてたネズミから話が始まる話だっけ?
人を殺すのは異邦人? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています