米国で新型コロナウイルスの感染が拡大し、子どもたちを学校に送るのか、
あるいは経済活動を再び停止するのかといった議論が顕在化しつつある。

米国で新型コロナウイルスによる死者が4日続けて1000人を超えた。
ジョンズ・ホプキンス大学の集計によれば、26日時点での新型コロナウイルスによる米国の死者数は14万6000人超。

米疾病対策センター(CDC)が発表した予測によれば、米国で8月15日までに
新型コロナウイルスに関連して死亡する人の数は最大17万5000人。

病院が患者であふれ、検査結果が判明するまで時間がかかっていることから、
一部の地元社会の指導者からは2度目となる自宅待機指示の発令を示唆する声も上がっている。

自宅待機指示をめぐっては、150人を超える著名な医療の専門家や科学者、教師、看護師らが先ごろ、
公開書簡を出し、指導層に対して、経済活動を停止して、新型コロナウイルスの抑制をやり直すよう呼び掛けた。

公開書簡では、このままいけば11月1日までに20万人以上の米国人の生命が失われる可能性があるにもかかわらず、
多くの州ではバーで酒を飲んだり、散髪に行ったり、レストランの店内で食事をすることがゆるされているなどと訴えている。
https://www.cnn.co.jp/usa/35157259.html