7月、イルカの出没で海開きを延期した三重県尾鷲市。尾鷲市内の別の海水浴場にもイルカが出現しました。

 一瞬、サメと見間違えそうな背びれを見せながら悠々と泳ぐ「イルカ」。

 尾鷲市の三木里海水浴場に先週末に現れました。

 ここ数日、朝7時過ぎから8時頃に姿を現し、ひとしきり泳いだあと、いなくなるということです。

 このイルカ、どうやらここから約2キロ離れた三木浦マリンパーク周辺に、5月頃から居ついているオスのミナミハンドウイルカとみられていますが、なぜ、こちらの海水浴場にやって来たのでしょうか…。

 「アジとかイワシとか、小さい魚が結構いたみたいで、それを追いかけてきたんじゃないか」
 (三木里地区観光協会 上岡雄児・副会長)

 地元の人の話では、エサとなる魚を求めての移動ではないかということです。
 人懐っこい性格ですが、そこは野生の生き物。

 不用意に近づいてヒレなどがぶつかると、大けがにつながるため、海水浴場ではイルカを見つけても近づかないよう注意を呼びかけています。


ソース CBCテレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/36a1e4087f9acbc380a6c933831e1e16664676e0