2020年8月13日 05時00分 (8月13日 05時02分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/103998

 名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」が敷地を四割拡張する計画について、運営会社が二〇二五年五月の工事完了を目指していることが分かった。開業時期について同社の担当者は「まだ構想段階で、詳細は決まっていない」と説明している。

 拡張予定地は、二二年十月に移転予定の市国際展示場(ポートメッセなごや)第一展示館の跡地で、広さは三・五ヘクタール。レゴランド側は一七年の開業前から拡張を計画しており、既存の敷地と合わせた広さは約十三ヘクタールと現在の一・四倍に広がる。

 運営会社は今後、市と賃貸借契約を結んだ上で「二期区域」として拡張工事を進める方針。

 運営会社は七月、市環境影響評価条例に基づいて市に提出した書類に、拡張計画の工程を明示。第一展示館の解体をはじめ、新たなアトラクションや施設の建築、据え付けなど一連の工事を二五年五月に終えるとした。