埼玉県で17日、94歳の男性が自宅で熱中症で死亡しました。寝室で倒れているところを発見されましたが、窓は閉まり、エアコンも使われていなかったということです。

埼玉県によりますと、熱中症で死亡したのは、寄居町に住む94歳の男性です。男性は、妻や息子夫婦らと一緒に暮らしていましたが、17日午前7時前、寝室で倒れているのを60代の息子が発見しました。男性はその後、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

男性が発見された時、部屋の窓は閉めきった状態で、エアコンは使われていませんでした。扇風機2台が使用されていましたが、室温はおよそ32度あったということです。

埼玉県内でことし熱中症で死亡した人は5人目となりました。県は室内でのエアコンの使用やこまめな水分補給など熱中症対策を取るよう呼びかけています。

https://www.news24.jp/sp/articles/2020/08/17/07701331.html