新型コロナの重症者と死者が急増している。重症者数は今月に入り、右肩上がりで増え続け、18日時点で243人。第1波のピーク時の328人に迫る勢いだ。8月の死者数も18日までで122人と、すでに7月の39人を大幅に上回っている
新型コロナの重症者と死者が急増している。重症者数は今月に入り、右肩上がりで増え続け、18日時点で243人。第1波のピーク時の328人に迫る勢いだ。8月の死者数も18日までで122人と、すでに7月の39人を大幅に上回っている。

 死亡リスクの高い重症者数が増えれば死者数が増えるのは当然だが、驚いたことに、軽症者扱いの患者が数多く死亡している可能性が高いことが日刊ゲンダイの調査で分かった。コロナ患者の死亡情報は、プライバシーへの配慮から公開は控えめだ。個別の取材に回答しない自治体も少なくない。その結果、死に至るプロセスが不透明になっている。

 日刊ゲンダイは患者の事例番号を基に、大阪府が17日に発表した5人のコロナ患者の死亡を検証した(別表)。

 陽性判明時には5人全員が無症状か軽症と診断されている。1人の女性はその後、重症に変わっているが、残り4人は軽症者扱いのまま死亡している。4人のうち3人は陽性判明からわずか1〜2日での死亡だ。軽症者があっという間に亡くなったのは、医療ケアになにか問題でもあったのか。大阪府に聞いた。

以下ソースにて
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/277513