「囲碁の聖地」因島石切神社が廃社へ 「ヒカルの碁」にも登場、本因坊秀策ゆかりの地

広島県・因島にある「囲碁の聖地」因島石切神社(尾道市)が2020年内で廃社になり、神社の役目を終える。因島は江戸時代に本因坊秀策が生まれた地とされ、囲碁ファンの尊敬も集めてきた。


因島石切神社境内にある本因坊秀策の石碑(そらみみさん撮影、Wikimedia Commonsより)
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背景には後継者不在と過疎化が

※略

2020年8月23日、神社に隣接の本因坊秀策記念館のツイッターアカウントが、神社の廃社が決まり、社殿の解体が始まることを伝えた。J-CASTニュースは25日、この情報をもとに、廃社をとりしきっている初代宮司の孫の左尾(さび)隆浩さん(兵庫県宝塚市・鹿塩熊野神社宮司)に廃社について取材した。

左尾さんに取材すると、廃社の理由は後継者不在ということだった。初代宮司の没後、後妻にあたる人物が2代目の宮司を務めてきたが、19年7月に死去。因島の過疎化もあり、神社の運営に携わる地元の役員会と協議の上で廃社を決めた。既に神社から祭神を下ろす「御霊(みたま)抜き」も終え、神社としては役目を終えた状態だと左尾さんは話した。

社殿の解体などは9月頃から始まり、数か月かかるとのことだが、本因坊秀策の石碑は残り、記念館も営業を続ける。また神社の土地は尾道市に寄贈する予定である。


※全文はソースからご覧ください。
https://www.j-cast.com/2020/08/25392831.html
2020年08月25日18時13分 J-CASTニュース