福島第一原発の処理水について、東京電力は環境へ放出する場合、この水の中で魚を飼育するなどし、事前に安全性を確認することを検討していることがわかった。

福島第一原発の敷地内に保管されている、トリチウムを含む処理水の処分方法ついて、国の小委員会は、蒸発させるか薄めて海に流す方法が現実的としている。

東京電力では、処理水を環境へ放出する場合、国の基準を満たすよう2次処理を行う方針だが、関係者によると、この水の中で魚を飼育するなどし、事前に安全性を確認することを検討しているという。

処理水の処分方法については漁業者などから風評を懸念する声も上がっていて、まだ決まっていない。

2020.09.10 11:48 日テレ
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