https://news.yahoo.co.jp/articles/7aef05f7f00d545e1c0da361b774772ab8d799b9

スイスの山脈で10日、ウイングスーツジャンプを行っていた米国人男性(34)が事故死した。
地元警察が明らかにした。同国でのウイングスーツジャンプによる死亡事故は、8日から10日までの3日間で2件目。

10日の事故は、スイス北東部ザンクトガレン(St Gallen)地方の石灰岩で覆われた七つの峰から成る
クールフィルシュテン(Churfirsten)山脈で起きた。ここは、ハイキングやマウンテンバイク、パラグライダー
などを楽しむ人々の間で人気が高い。

ザンクトガレン警察によると、この男性は、同山脈の中で最も高い峰で、ベースジャンプ
(断崖や建造物からパラシュートなどで降下するスポーツ)の名所として知られる標高2306メートルのヒンタールック
(Hinterrugg)からウイングスーツを着て飛び降り、「(麓の小さな町)バレンシュタット(Walenstadt)に降りる途中で、
何らかの理由により墜落した」という。

男性は、航空救助隊によって遺体で発見された。警察は男性の氏名を公表しておらず、墜落原因を調査している。

8日には、スイス南西部レディアブルレ(Les Diablarets)でも、別のウイングスーツジャンパー(46)が事故死している。


仏スキーリゾートシャモニーで、山頂からウイングスーツでジャンプする人たち(2014年7月16日撮影、資料写真)。
https://news-pctr.c.yimg.jp/uUzvQ3lML_bkIqyakc1vFs-Knw39CLTsfp6KpenqJJBdMEd4pbquQa6Uwhuoh7uL2plBcL2_nlayvSziE60FfER-oh-po492nICYdLgnmZU8OXON0N28n6wa_UQOOfuOoPKUcm-JcctVsLoNeZgciGxw_3tkkHn2hYSixiWHXV8=