知人男性を模造刀で切りつけケガをさせたとして、79歳の男が逮捕されました。

 傷害の現行犯で逮捕されたのは、札幌市白石区に住む79歳の無職の男です。

 警察によりますと男は9月21日午前10時すぎ、自宅アパートの玄関で知人の61歳の男性を模造刀で切りつけるなどしてケガをさせました。

 男性からの「刃物のようなものでたたかれた」との通報で駆け付けた警察官が、その場で逮捕しました。

 男性は両手首に軽いケガをしました。

 当時男性は男の引っ越し作業の手伝いのために家を訪れていて、その最中に口論になり、男がもみ合いとなった末に模造刀で暴行したとみられています。

 男は剣を使った武道の経験者だったということで、凶器となった模造刀は木製で刃渡り約60センチほど、刃の部分は銀色に加工されていて玄関に常に置いてあったとみられています。

 男は当時酒を飲んでいて、調べに対し「振り上げただけでケガをさせていない」などと容疑を否認しているということで、警察が詳しく調べています。

2020年9月21日19:55
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=15019