ことし8月、京都市にある公衆電話から「静岡県警察本部長を爆破する」などとうその110番をして、警察官の業務を妨害したとして、警察は東京に住む25歳の男を偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは東京・町田市に住む無職、川北啓太郎容疑者(25)です。

川北容疑者は、ことし8月1日、京都市中京区にある公衆電話から「静岡県警察本部長を爆破する」などとうその110番通報を行い、静岡中央警察署の警察官のべおよそ50人を、10日あまりにわたって本部長が住んでいる公舎などの警戒にあたらせて業務を妨害したとして偽計業務妨害の疑いが持たれています。

警察によりますと、発信元の捜査などで公衆電話の場所が分かり、周辺の防犯カメラなどを捜査した結果、川北容疑者が関与した疑いが強まったということです。

警察は、川北容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

警察は、うその110番通報をした経緯について詳しく調べています。

09月28日 21時06分 静岡 NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200928/3030008643.html