札幌の保育園で、男子園児らにわいせつな行為をし、その様子を撮影するなどして、強制わいせつなどの罪に問われている元保育士の男に、懲役10年の判決が言い渡されました。
 札幌市の元保育士・川瀬智大被告(33)は、2017年からおよそ3年間、勤務先の保育園で男子園児14人に対して体を触った上、その様子を撮影して児童ポルノを製造したとされています。8日の裁判で札幌地裁は「保育士という立場を悪用した職業倫理にもとる卑劣なものである。保護者らにとって信頼して預けていたわが子が性的被害を受けていたことの衝撃ははなはだしい」として、懲役10年の判決を言い渡しました。傍聴していた被害者の保護者の中には、判決を聞いて涙を流す人もいました。

HTB北海道テレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/528605b12a3fc51906aeb018fcbec658014163f4