駐在所に来た女性にわいせつな行為をしたとして、山口県警は13日、50代の男性巡査部長を強制わいせつの疑いで山口地検に書類送検し、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としたと発表した。

 県警は送検の際、起訴を求める「厳重処分」の意見をつけたことを明らかにした。

 県警監察官室によると、巡査部長は7月中旬の午後8時すぎ、勤務する県内の駐在所で、要望のため来た20代女性に抱きついたり、上半身を触ったりするわいせつな行為をした疑いがある。巡査部長は「相手が自分に好意を持っていると思い、抱き寄せるくらいいいだろうと思っていた」と、容疑を認めているという。巡査部長は13日付で依願退職した。

 女性は駐在所に数回来たことがあり、2人は面識があった。巡査部長はこの日は公休日で、居宅部分で酒を飲んでいたという。女性が巡査部長の所属する署に通報した。(高橋豪)

2020年10月14日 11時4分 朝日新聞デジタル
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