米ネバダ大の研究チームは25歳の男性が新型コロナウイルスに再感染し、2回目の感染の方が症状が重くなったと、英医学誌ランセット感染症に14日までに発表した。

これまで再感染はベルギーやオランダ、香港などでも報告されており、初めての感染時より2回目は軽症となるケースが多かった。ワクチン接種で免疫を獲得すれば重症化を防ぐことができるのではないかと期待が寄せられていたが、効果への疑念が生じそうだ。

ネバダ州在住のこの男性は、喉の痛みやせきなどの症状を訴えて、4月の検査で新型コロナ感染が判明。回復後に発熱など再び不調が出て、6月に陽性と確認された。

2020年10月14日 16時22分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/61794