https://news.livedoor.com/article/detail/19062508/

14日午後1時すぎ、群馬・伊勢崎市のスクラップ工場で爆発が起きた。

現場に残る、無残に崩れ垂れ下がるトタンが、爆発の激しさを物語っている。

目撃者「爆発音のような、バンッと。今まで聞いたことがないような。すぐカーテン開けてみたら、あの状態で、煙がバーって出てきた」

およそ50メートルにわたって、トタンが落下したものの、近隣への被害はなし。

けが人もいなかったが、住民の怒りは収まらない。

木村正章区長「何回も、こちら(工場側)とやりとりして、直してくれ、危ないからやめてくれといろいろ言ってるんですが」

近隣住民「みんなで訴えて、いずれ大きいことになりますよ、止めてくれ、結局こういうことになったわけだ」

いったい、工場との間に何があったのか。

実は、地区の区長によると、以前から騒音や異臭の問題があり、改善を求めていた矢先の事故だったという。

工場を運営するのは、中国国籍の男性。

木村正章区長「音がうるさいというと、すぐ機械止めるんですよ。においが臭いというと、機械から出ているにおいを止める。
でもまた翌日から、そういうことを何回も繰り返してた」

騒音と異臭トラブルは、爆発に関係があるのか。

15日、工場の関係者を直撃すると...。

工場関係者「(きのうのことで話を聞きたい?)大丈夫、わたし何も言えないから。(なんで爆発したかわかっているか?)...」

女性は、記者の問いかけに「話すことはない」と取材拒否。

足早に工場へ戻っていった。

警察は、爆発は工場の中にある鉄くずなどを粉砕する機械の付近で破裂したとみて調べている。

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