全国の主なコンビニの先月、9月の売り上げは、たばこ税の引き上げ前の駆け込み需要があったものの、去年の同じ月を3%下回り、7か月連続の減少となりました。

日本フランチャイズチェーン協会によりますと、全国の主なコンビニの9月の売り上げは、既存店ベースで8667億円余りと、去年の同じ月を3%下回りました。

先月は、たばこ税が引き上げられる前の駆け込み需要があったほか、マスクなどの衛生用品の売り上げが伸びたため、減少幅は前の月、8月の5.5%より縮小しましたが、売り上げは7か月連続で前の年を下回りました。

来店客の数も11.1%減っていて、同じく7か月連続で減少しています。

一方で、外食を控え、自宅で食事をする機会が増えていることを背景に、生鮮食品や総菜、冷凍食品などを、まとめ買いする人が多く、1人当たりの購入額は12か月連続で増加しています。

コンビニ各社は、テレワークをはじめ、新型コロナウイルスの影響で広がった新しい生活スタイルに合わせた品ぞろえを強化して、売り上げを確保したいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201020/k10012672391000.html
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