【香港共同】新型コロナウイルスの影響で経営が悪化していた香港のキャセイパシフィック航空グループは21日、全従業員の約24%に当たる約8500人を削減する計画を発表した。子会社のキャセイドラゴン航空は同日から運航を停止した。

 キャセイは香港最大手の航空会社。香港政府が主導して今年6月、総額390億香港ドル(約5300億円)の支援策を打ち出した。だが、新型コロナの世界的な流行で需要回復のめどが立たず、「根本的なリストラをしなければ、経営を継続できない」との声明を発表した。

 運航を停止したキャセイドラゴンは、中国本土やアジアの路線が中心だった。

共同通信 2020/10/21 16:21 (JST)10/21 16:22 (JST)updated
https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/5400909.html