群馬県の山本一太知事とベトナムのファム・ビン・ミン副首相 兼 外相は11月18日、リモート会談を行い、ベトナム国民を支援し、協力を促進するための方策について話し合った。

 会談でミン副首相 兼 外相は、群馬県におけるベトナム語対応の相談窓口の設置や、ベトナム人コミュティに対する様々な支援に感謝の意を表した。

 山本知事は、日本のベトナム大使館とも緊密に連携し、ベトナム国民の生活の安定と疾病予防策の実施をこれからも積極的に支援していくことを表明した。

 山本知事は、県内のベトナム人インターン生にとって好ましい労働環境と生活環境を作り出すために、双方の協力と定期的な交流の強化を促進していきたいと述べ、群馬県立女子大学とベトナムとの大学交流などを提案。ミン副首相 兼 外相は山本知事の提案を歓迎した。

 また、群馬県の県内企業がベトナムの投資環境に関心を持っていることから、群馬県は引き続きベトナムへの投資を支援し、奨励していくこととしており、今後も定期的に会合を開くなどして交流を深めていくことを確認した。

 群馬県は、人口に占めるベトナム人の割合が200人に1人と最も高く、合計約1万人のベトナム人が生活している。

https://www.viet-jo.com/m/news/nikkei/201127174803.html