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菅首相は、世界各国の首脳らが参加してオンラインで開催された「気候野心サミット」にビデオメッセージを寄せ、世界の脱炭素移行のために、官民あわせて約1.3兆円の支援を行うことを表明しました。

「気候野心サミット」は、地球温暖化対策への世界的な取り組み「パリ協定」の採択5周年にあたり、対策への取り組みを国際社会に呼びかけることを目的としたイベントです。

菅首相はビデオメッセージで、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする、「カーボン・ニュートラル」を2050年までに実現すると宣言したことを述べた上で、「気候野心同盟」への参加を決定したと述べました。

また、世界各国が脱炭素化社会に移行するため、官民あわせて約1.3兆円(約118億ドル)の支援を行うことを表明しました。

さらに、開発途上国の温室効果ガスの削減・緩和などを支援する「緑の気候基金」に対しては、最大で総額30億ドルを拠出する方針を明らかにしました。

2020年12月13日 10:52
https://www.news24.jp/articles/2020/12/13/04784900.html