それに対して、アメリカのケーキがどういうのであるかというと、まず、卵白や全卵を泡立てて、ケーキをふわふわにするということはしないで、重曹やベーキングパウダーを使って膨らませます。当然、日本のカステラのような繊細な食感はありません。飾り付けは、生クリームよりも、バターとクリームチーズを使ったフロスティングが主流なので、こちらのクリームもかなり濃厚な感じになります。さらに、使われる砂糖の量が、一般的な日本のレシピの三倍は使っているのではないかというほど、大量の砂糖が投入されるので、この甘さに慣れていない人にとっては、確かにかなりの拷問です。飾り付けも日本のケーキのように繊細なものではなく、紫や水色というような、日本ではお菓子に絶対つかわないような着色料を使ったりするので、残念ながら視覚的にみても、あまり美味しそうにはみえません。
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