※＠S［アットエス］ by 静岡新聞SBS

　静岡県の川勝平太知事は、女性蔑視だとして批判を浴びている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言を「極めて不適切だった」と批判する一方、人柄については「森会長とは20年来の付き合いがあるが、ご本人は女性を蔑視するような人ではない」と述べて擁護した。

　知事は「（森会長は）ラガーマンとして規律や相手への尊敬を非常によくわきまえている方だ」との認識を示した。会長を辞任するよう求める声も上がっているが「我を通す人ではなく、慰留されて今のポジションにいる。本人の意向とは関わりがなく、余人をもって代えがたいということだろう」とおもんぱかった。

　森会長が過去に失言を繰り返してきたことについては「話術がたけている人。ユーモアのつもりで言葉が過ぎるのが欠点」と述べた。

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