新型コロナウイルスに感染した人の体験を聞く「#感染したから伝えたい」。
今回は、感染から2か月たった今も、納豆のにおいも感じないという女性です。


去年12月に感染した会社員(20代)
「半年とか、もしかしたら1年かかるかもしれないけど、完治するならという希望…期待するしかない気持ちです」

去年12月に感染した会社員の女性。発症する1週間ほど前に同僚とランチをしていました。
「近しい同僚…というか、年も変わらない同僚で、同僚も元気でしたし、私も何もなく元気に過ごしていたんですよ」

マスクをはずし、横並びの席で会話をしつつ、およそ1時間ほど食事をしたといいます。

2日後、同僚が発症。その後、女性の感染も判明しました。一番つらかったというのが。
「圧倒的に味覚嗅覚(障害)。びっくりしたのがカレーでしたね。ぐちゃぐちゃしただけの食べ物みたいで、完食できないくらいのまずさ(でした)」

感染から2か月がたった今も、嗅覚が戻らないといいます。

「シャワー入ったり、洗濯機を開けたら、普通に漂う香りだと思うんですが、そういうのが、ほぼない、無臭な感じで。
納豆も鼻をつけるくらい(近づけて)嗅いでみたら、ようやくにおいするかな…みたいな程度ですね」

感染したから伝えたいこと。

「(コロナに)なった人にしか分からない気持ちというのが、正直あって…不安とか喪失感とか。
同じ気持ちを誰にも味わってほしくない。絶対、後悔するので、後悔しないように行動を気をつけてほしいなって、すごく、切に思いますね」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2161c8858ac651d2042591a743e6f9608e372699