「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービスは12日、2020年12月期の純損益が39億円の赤字(前期は26億円の赤字)だったと発表した。新型コロナウイルスの影響に加え、閉店などのリストラ費用もかさみ、3年連続で赤字を計上した。

 同社は昨年8月、「ペッパーランチ」事業を国内の投資ファンドへ譲渡し、売却益73億円を特別利益として計上した。しかし、不採算店114店の閉店や早期退職の費用に加え、コロナによる休業・営業時間短縮で他の店舗も売り上げが落ち込み、赤字決算を余儀なくされた。売上高は前期比53.5%減の310億円と半減した。

時事通信 2021年02月12日20時58分
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