欧州で現在接種可能な新型コロナウイルスワクチン3種のうち1種について、
多くの医療従事者が接種を拒否している。医療従事者でつくる組合などが明らかにした。

有効性への疑問と相次ぐ副反応の報告が理由で、欧州でのワクチン普及の遅れをさらに悪化させる要因になっている。

欧州の複数の医療従事者組織は今週、
英製薬大手アストラゼネカが開発したワクチンの接種を医師や看護師に強制すべきではないとの見解を示した。

新型コロナウイルス感染症に対する効果が、欧州連合(EU)内で承認されている他の2種類のワクチンよりも低いことが明らかになったためだ。

これらの組織は、アストラゼネカ製ワクチンが他のワクチンよりも強い副反応を引き起こすとの報告にも懸念を示している。

複数の病院によると、同ワクチンの接種を最近予定していた専門職の医療従事者のうち、数百人が当日現れなかった。
また、接種を受けた医療従事者の多くが激しい頭痛や発熱などの症状を示し、病欠を申し出たという。
https://jp.wsj.com/articles/SB10752083506099923890804587292840141623130#:~:text=%E6%84%9F%E6%9F%93