● 軍艦島映像でNHK聴取へ 自民保守派

 自民党保守派の「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)は26日の会合で、長崎県・軍艦島に関するNHKの記録映像に捏造(ねつぞう)があると主張し、制作の意図をただす方針を確認した。

 同会が問題視したのは、NHKが1955年に放送した短編映画。

 会合で講演した加藤康子元内閣官房参与は、同島の炭鉱内の作業シーンについて、元労働者の証言と状況が異なり、強制労働のイメージが韓国内で流布する原因になったと指摘した。

 青山氏は「現状では(2021年度の)NHK予算を認めるわけにはいかない」と記者団に強調した。

時事ドットコム 2021年02月26日18時50分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021022601162