メキシコドクトカゲの繁殖に成功

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20210305/3030010642.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

河津町の動物園で、世界に数種類しかいない毒を持つトカゲの「メキシコドクトカゲ」2頭が
卵からかえり、国内で初めての繁殖に成功したということです。

「メキシコドクトカゲ」の繁殖に成功したのは河津町の動物園の「iZoo」で、
去年8月に4頭の「メキシコドクトカゲ」を飼育している展示室で産まれた8個の卵を
ふ卵器に入れて温めたところ、3月1日に2頭が卵からかえりました。
赤ちゃんは、体長20センチ、体重40グラムで、専用の容器で飼育されています。

「メキシコドクトカゲ」は、メキシコの砂漠などの乾燥した場所に生息し、
成長すると体長1メートル余りになり、世界に数種類しかいない神経毒を持つ珍しいトカゲです。
動物園によりますと、これまで国内で繁殖に成功した事例はなく、この動物園では
9年前から4頭を飼育していますが、産卵もふ化も初めてだということです。

ふ卵器で、さらに5個の卵を育てており、動物園ではふ化する可能性があると期待しています。
赤ちゃんは、鷄の卵などを与えて飼育し、3月下旬には展示するということです。

動物園の牛島千晶飼育員は「開園以来初めての誕生でとても感動しています。
毒は持っていますが、とてもかわいい顔をしているのでぜひ見に来てほしいです」と話していました。

03/05 10:26