最大で378時間の残業。

新型コロナウイルスの対応にあたる官僚の、「過労死ライン」を大幅に超える勤務が明らかになった。

政府が5日に決定した答弁書によると、内閣官房でコロナ対策を担う「コロナ室」における一般職の1月の平均残業時間はおよそ122時間で、最も長く残業した職員は378時間だった。

いずれも「過労死ライン」の月80時間を大きく超えている。

また、政府がテレワークを呼びかける中、1月までの3カ月間に「コロナ室」で平日にテレワークをした職員はゼロだった。

「緊急的な対応を求められることもある」のが理由とされ、政府は「可能な限り休息が確保されるよう対応している」と説明している。

https://www.fnn.jp/articles/-/152193