ゲンダイ
経営権の争奪など壮絶な“親子喧嘩”の末、経営危機に陥っていた大塚家具から久々に明るいニュースが届いた。

 21年4月期第3四半期決算は売上高199億8400万円と、7年ぶりの増収(前年同期間比3%増)となった。通期は赤字での着地予想だが、業績改善が進み、来期の黒字化が見通せるところまで来ていると市場関係者は話す。

「19年2月に大塚家具と業務提携、12月に子会社化したヤマダデンキとの一体販売が功を奏しています」

 大塚家具の店舗で家電を、ヤマダデンキの店舗で家具を一緒に展示販売する「暮らしまるごと」提案が、売り上げを押し上げている。

 創業者の大塚勝久氏の長女、久美子氏が昨年12月に社長を退任。大塚家具は一族経営に幕を閉じ、ヤマダホールディングス社長の三嶋恒夫氏が会長兼社長に就任。現在、ヤマダ主導による経営再建が進められている。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec976103d08d007cd347fa851f10b137c5efbe0