花王、「美白」表現を撤廃 人種の多様性議論に配慮

花王は化粧品の「美白」の表記を取りやめる。3月に発売したスキンケア商品を手始めに今後、全てのブランドで美白の表現を使わない。
米国で起こった黒人差別への抗議運動を受け、外資メーカーが肌の色による優劣を連想させる「ホワイトニング」などの表記を取りやめた。
国内勢で初めて花王が肌の色の多様性に配慮することで同様の動きが広がりそうだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ25DD30V20C21A3000000/