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丸川五輪相 五輪開催「世界の状況も見て判断」答弁

 丸川珠代五輪相は12日午前の衆院決算行政監視委員会で、東京五輪・パラリンピックの開催について、「我が国の状況だけではなく、世界の状況を見て判断しなければならない。常に状況の変化を把握しながら、最高の環境を用意できるよう、観客の状況についても予断を持たず、対応していくことが必要だ」と述べた。

 立憲民主党の山内康一氏への答弁。山内氏は、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて「どういった状況になると開催が危うくなるという基準も検討しているのか」と政府の方針を尋ねた。

 丸川氏は大会を開催する場合の医療従事者の確保についても問われたが、「特に1日で一番たくさん競技がある時、全国32会場で医者100人、看護師100人程度がコロナ感染症の対応にあたる。地域の医療体制に影響を与えないためにどうするかを引き続き協議していく」と説明した。

2021年4月12日 10時38分
https://www.asahi.com/articles/ASP4D351GP4DUTIL001.html?iref=pc_photo_gallery_bottom