◆ 「イジメはなかった。彼女の中には以前から死にたいって気持ちがあったんだと思います」中学校長を直撃

「(川に飛び込んだ事件について)お母さんの認識はイジメになっていると思いますが、事実は違う。爽彩さんは小学校の頃、パニックになることがよくあったと小学校から引継ぎがあり、特別な配慮や指導していこうと話し合っていました。

爽彩さんも学級委員になり、がんばろうとしていた。でも川へ落ちる2日前に爽彩さんがお母さんと電話で言い合いになり、怒って携帯を投げて、公園から出て行ってしまったことがありました。何かを訴えたくて、飛び出したのは自傷行為ですし、彼女の中には以前から死にたい気持ちっていうのがあったんだと思います。

具体的なトラブルは分かりませんが少なくとも子育てでは苦労してるんだなという認識でした。ただ、生徒たちが爽彩さんに対して、悪い行為をしたのも事実です。その点に関してはしっかり生徒に指導していました。

我々は、長いスパンでないと彼女の問題は解決しないだろうから、お母さんに精神的なところをケアしなきゃない問題だって理解してもらって、医療機関などと連携しながら爽彩さんの立ち直りに繋げていけたらなと考えていました」

Y中学校の当時の校長は、約2時間にわたって「文春オンライン」の取材に応じた――。

――爽彩さんの母親からイジメの相談があったときに調査をしましたか?

「もし、イジメがあれば把握はします。毎年5月にイジメに関するアンケート調査を実施していますけど、あるという結果はあがってないです」

――加害生徒たちが爽彩さんに対し、卑劣な行為を繰り返していたのも事実です。加害生徒への指導は適切に行いましたか?

「指導する立場ですから。あくまで(学校は)警察ではないので、しっかり指導はしました。警察が動いているときは、(イジメの)話題には触れないで下さいとあったので対応してます」

――先生たちの対応や指導に対して、加害生徒たちはどういう反応でしたか?

「それについてはお話しすることが出来ません。学校内で起きたことを個別でどういうことを指導しているかについて、学校として他に喋ることはできない。そんなことをしたら生徒に対する裏切りになる」

(中略)

■ トラブルに対応はしたが「イジメには至っていない」

――加害生徒の犯したことは指導でどうにかなる範囲を超えていませんか?

「相当の問題ですよ。ただ、その問題の背景もすぐさま見ないと。単に現象だけ見ても実際にあったわけですから。たまたまいて(イジメに)絡んだ子もいっぱいいるんですよ。ですから指導はしていますよ」

――どの事件に関して、指導を行ったのですか?

「ですから、その公園で(自慰行為を強要した事件)……。爽彩さんが入院するに至ったことについて、子供の間でトラブルがあったから対応していました」

――イジメがあったということですか?

「さっきから、そこまで至ってないって言ってるじゃないですか」

――イジメがあったから指導したのではないのですか?

「だから指導しましたよ。その時にいたみんなに責任あるだろうということで。子供によっては、何を言ったか分かんないけど調子に乗って言ってたと言う子もいたり。ただ、学校としてはその時の場面だけが問題と捉えてなくて、夜中にLINEでやりとりしてたり、それこそ爽彩さんが出て行こうとしたりとかあった。それはお母さんから聞いたから記憶があるんですけど、そういう一連のことも加害生徒に指導してたんですよ」

https://news.livedoor.com/article/detail/20048248/

★1が立った日時:2021/04/19(月) 14:46:50.00
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