テレビ金沢(2021.04.27 12:44)
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延伸工事が進められている北陸新幹線の加賀トンネル内で、一部ひび割れの拡大が確認されたことが分かった。ただ、工程には影響はないとしている。

金沢・敦賀間の開業時期が1年遅れることになったことを受けて開かれている連絡会議で、国側からは26日、事業費の総額については、認可の範囲内で進捗していると報告された。

また、地盤の隆起が確認された「加賀トンネル」については、3月からの調査の結果、一部でひび割れの拡大が見られたという。

しかし、今後、補強のためのボルトを追加しての対策を行う予定で、全体の工程への影響はないとしている。

トンネル内のボルトの打ち込みは、6月末には完了する見通しで、その後、半年程度、経過観察が行われる予定だ。