テレ朝news(4/26 月 19:27)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f052d069512fcfaec3ab6107ecfb33f24de8f5f

 今、感染リスクを抑えられるとして注目の「無人店舗」が増えています。毎月、黒字という驚きのお店を取材しました。

 店員がいない24時間営業の古着店が話題です。東京・中野区にある、その名も「ムジンノフクヤ」。

 海外から輸入した服が約500着並びます。月に約300人が利用。去年8月のオープン以来、毎月黒字だというから驚きます。

 商品に値札は付いていません。ハンガーの色で価格を判断します。清算は券売機で。コロナ禍ならではの非接触スタイル。

 午後2時、一人の男性がやってきました。実は、このお店に足を運んだのには訳が…。

 大学1年生:「あまり店員さんとしゃべるのが得意じゃない。無人なのでしっかり選べるのは良い」

 大学1年生の男性は広島県から上京したばかり。

 大学1年生:「あまり荷物を持って来られなかったので、『服ないなぁ』と思って色々探している」

 続いてやってきたのは娘さん2人とお父さん。懸命に“ディグる”娘さんたち。一方、お父さんは…。

 父親:「疲れたよー」

 長女:「疲れたって」

 次女:「しょうがねーな」

 近所に住んでいるので、娘さんたちはまた来るといいます。

 このお店では着なくなった子ども服を引き取って無料で提供しています。店内には、お客さんが自由に意見を書ける連絡ノートが置かれています。

 お客が育てる無人店。年内には2号店のオープンを予定しているといいます。