多くの世界各国・地域はコロナ影響下において、厳格な入国基準と入国後の管理体制を敷いている。一方、日本もある程度の入国制限は行っているものの、入国者に対して「日本到着後14日間の自主待機をお願いします」「到着した空港や待機中14日間は公共交通機関を使うのを自粛してください」などといった、あくまで個々への“お願い”ペースにとどめている。

実は今も、外国人の入国は意外なほどある。出入国在留管理庁の統計によると、2021年3月(速報値)の外国人入国者数は約2万人、そのうち新規入国者数が約2,000人だった。直近でも、1日平均700人弱の外国人が、日本へ毎日入国している計算となる。

日本への外国人の入国者数は、コロナ前後でどう変わってきたのか。また、コロナ影響下でも入国が多い国・地域、気になるイギリスやインドからの入国者数、最新の水際対策などを検証する。

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