母親殺害裁判で息子” コロナで内定取り消され無職だった”

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http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/20210531/5010011976.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年9月、大川市の住宅で母親を包丁で刺して殺害した罪に問われている息子の初公判が開かれ、
被告は起訴された内容を認めた上で、新型コロナウイルスの影響で就職内定の取り消しを受け
無職の状態が続いていたことを明かしました。

大川市の無職、谷口祐紀被告(27)は、去年9月、自宅で、同居していた母親のつか
さん(当時62)を包丁で刺して殺害したとして、殺人の罪に問われています。
きょう福岡地方裁判所で開かれた初公判で、谷口被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。

検察は冒頭陳述で「無職だった被告は、母親から『いつになったら働くのか』と小言を言われ、
いらだちや不満をつのらせ殺害を決意した」と述べました。

一方、弁護側は事実については争わず、自首したことなどを踏まえ刑の配慮を求めました。

その後の審理で、谷口被告は、正社員として採用された建築会社から、
新型コロナウイルスの感染拡大を理由に内定の取り消しを受け、無職の状態が続いていたことを明かしました。
そして「コロナの影響で求人がなく、その後は仕事が見つからずにつらかった。
事故で足が悪くなった母親の買い物や通院で送り迎えをしていた自分には、
正社員としての就職は時間的な制約もあった」と述べました。

05/31 19:02