2021年6月9日17時40分

 アメリカの宅配最大手「DoorDash」が、9日から日本でサービスを開始しました。最初の街に選ばれたのは仙台市です。

 ウーバーイーツやウォルトなど、コロナ禍で広がるフードデリバリーサービス。新たに加わった「DoorDash」は、2013年にサンフランシスコで設立されたアメリカ最大手の宅配サービスで、世界4000以上の都市で展開しています。

 アジア地域への進出は今回が初めてで、最初の都市として仙台市が選ばれました。十分な市場規模がある一方でデリバリー普及率が低いことや、日本でのシェア拡大に向け様々なデータが得られる土地柄も選定理由と言います。

 DoorDashJapan 山本竜馬カントリーマネージャー「都会の顔と郊外の顔、非常にバランスよく持っているんじゃないかという所も大きな決定材料の1つでした」

 サービスはすでに9日から始まっています。配送エリアは市内全域で、アプリなどから加入店の料理を注文すると、配達員が指定された場所に届ける仕組みです。更にDoorDashの強みは、飲食店側のウェブサイトやアプリに宅配機能を追加できることです。手間やコストを最小限に抑えて加入することができます。

 DoorDashJapan 山本竜馬カントリーマネージャー「地域経済の成長に貢献することが我々の非常に大きな唯一のミッションです」「売上ももちろんそうですけど幸せみたいなものが加盟店と消費者、両方に届けることができるので、仙台市、宮城県にどんどん浸透していきたいと思っています」

http://www.khb-tv.co.jp/news/index.html