1998年7月、夏祭りに参加した住民4人が死亡し、63人が急性ヒ素中毒になった和歌山市の毒物カレー事件で、
殺人罪などで死刑判決が確定した林真須美死刑囚(59)が和歌山地裁に再審請求し、5月31日付で受理されていたことがわかった。

 林死刑囚は2009年にも再審請求しており、同地裁、大阪高裁で棄却され、最高裁に特別抗告中。
今回の再審請求は別の弁護人が行っており、再審申立書によると、「ヒ素による死亡とするには合理的な疑いがある」などと訴えている。

 刑事訴訟法には、再審請求中に新たな請求を行うことの適否に関する規定はなく、同地裁は要件を満たしていると判断した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210610-OYT1T50192/

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