アメリカ西部のシアトル市は、全米で初めて12歳以上のワクチン接種率が7割を超えたと発表しました。
新たな感染者のほぼすべてが接種を終えていない市民だということです。


ダーカンシアトル市長:「国内最初の死者を出し、ウイルス対策もない状態から、
最高の検査プログラムを立ち上げ、最高のワクチン接種プログラムを構築しました」

ワシントン州のシアトル市は9日、主要都市としては全米で初めて12歳以上の住民の7割がワクチンの接種を終え、
復興に向けてビジネスへの支援を始めることを明らかにしました。

市内では去年2月にアメリカで初めて死者が報告されましたが、
感染収束に向けて最も早くワクチン接種が進んでいて、少なくとも1回接種した人は78%に上っています。

新規感染者は過去7日間で一日あたり100人ほどに減少していて、そのうち97%が接種を終えていない市民だということです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000218989.html