2021年6月11日 12:51 
発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【6月11日 AFP】イルハン・オマル(Ilhan Omar)米下院議員(38)が、米国とイスラエルについて、パレスチナ自治区のイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)やアフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)に匹敵する「途方もない残虐行為」を行っていると非難し、民主党内外から猛反発を受けている。

 オマル氏は、イスラム教徒の女性として初めて米連邦議会議員に選出された2人のうちの一人で、これまでにも反ユダヤ・反イスラエル的な発言で非難され、所属する民主党の議員らの反感を買ってきた。


 しかし、今回の米国批判をめぐっては、共和党・民主党双方の議員らが説明を要求したり、議会委員を解任するなどの処分を求めたりしている。

 下院民主党のユダヤ系議員12人は、オマル氏に異例の公開書簡を送り、「米国とイスラエルをハマスやタリバンと同一視することは、見当違いであり、不快である」と批判した。

https://www.afpbb.com/articles/-/3351228?act=all