大津市 母親の遺体自宅に放置の疑いで男逮捕 1年半前からか

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20210611/2060007795.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大津市で同居していた母親の遺体を、およそ1年半、自宅に放置していたとして、
68歳の男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは大津市稲葉台の無職、郷原宏一容疑者(68)です。
警察によりますと郷原容疑者は、おととし11月からおよそ1年半の間、
同居していた母親の博子さん(当時94)の遺体を自宅に放置したとして、死体遺棄の疑いが持たれています。

先月、近くの住民から、「最近、博子さんを見ていない」と連絡があったことから、
警察が10日、郷原容疑者の自宅を訪ねたところ、「母親が死んでいる」と話し、
布団の中から遺体が見つかったということです。
死後、半年以上たっているとみられ、郷原容疑者は
「おととし11月6日、母親が死んでいるのに気づいた」などと供述しているということです。

警察は、去年8月と9月にも近くの住民からの連絡を受けて、博子さんの安否を確認するため、
郷原容疑者のもとを訪ねていたということです。
しかし、部屋に入るのを拒まれたため、隣の部屋から布団をかぶった状態での確認にとどまり、
郷原容疑者の説明などをもとに、博子さんは生きていると判断したとしています。

警察は、死因や死亡した時期の特定を進めるとともに
遺体を放置したいきさつについて、詳しく調べることにしています。

06/11 16:12